なまけ者のティータイム

その日、気になったツイートをまとめて記事にしています。たまに雑談もします。 ※.ツイートの画像・動画等がありますので、多少ですが読み込み時間を頂戴することがあります。

「劇場版鬼滅の刃はなんでそんなに人気なの?」と聞かれたらこう答えてほしい

劇場版・鬼滅の刃 無限列車編は2020年10月16日に公開されました。

公開3日間で46億円を記録し大ニュースとなりました。

年末には300億をこえ、現在は350億円すら通過点の状況です。

 

けどニュースを見ると思うはずです。

「よく知らないけどなんでそんなに人気なんだ?」と

そんな質問を同僚や友人に聞かれたらこう答えてほしいという私の持論を

まとめてみました。

 

まずよくTwitterなどでよく言われてるdisりを打ち返す

予習をしましょう。

 

「座席ががあれだけ与えられたら記録出るに決まってる」

たしかに座席が与えられないと記録は出ません。

しかしその与えられた座席を埋めることができる人気があったのは鬼滅の実力といえます。

鬼滅のすぐ後に公開された『STAND BY MEドラえもん2』も多くの座席を与えられましたが前作ほどの記録を出すことができませんでした。

座席が与えられても埋めなければ記録は出ない。

なぜこんなに座席が与えられたのかというと鬼滅の刃の前売券が記録的に売れたからだと考えています。具体的な販売枚数は非公開となって分からないのですが、

9月度には前年同月比161%増の過去最高の販売枚数を打ち立てていてそれは鬼滅の影響だと考えられています。

前売券が記録的に売れたから数多くの座席が与えられたという簡単な構図です。

 

「特典商法 A◯Bと同じ/リピーターのおかげ」

過去に特典つけてる映画は数多く存在しますが、特典をつけたからといって300億級の記録を残すことは難しいです。

450万部、100万部特典用意してもさばけません。余らせちゃう可能性大です。

また、熱心なファン・リピーターが何回も観たからといって

出る記録には限度があります。

記録を出すには7万人が50回リピートしたとしても350万回。

50億級の記録になり100億円には届きません。(いわゆる100億の壁)

記録を出すにはリピーター以外の支持を集めないといけないです。

「なんか人気だからみにきた」「20年ぶりに映画みる」という

普段アニメや映画に全く興味ない一般層を呼び込む必要があり、

その一般層は特典には興味ありません。

貰えるならもらっとこうかな?ぐらいか、特典配る週は混むから避けたい!や

割引の日に行きたいと思ってるのではないでしょうか

あとA〇B商法と同じではないのでは?と個人的には思います。

通常のCDでもクリアファイルついてたり特典ありますよね?

漫画でもA書店様、B書店様のように購入する書店別でイラストカードつけられてたりしますよね?それと同じ通常の特典だと思っています。

A〇B商法って本屋でいうところのサイン会などに当たりませんかね?

映画だと想像つきません 5回観に行ったら作者にあえるとかでしょうか?

ちょっと詳しくないですけど今公開している映画が講演会に参加したらムビチケ3枚とかそんな商法してるみたいですけど・・・

ですが特典商法が無意味というわけではありません。

特典で出せる効果は通常2週間で出るはずだった動員数1週間で出すとかそんなもんだと思ってます。需要の先延ばし先食いです。

 

「転売ヤーが特典目当てにみてる」

いないって断言するわけじゃないけど転売で得られる利益少なくないですか?

数多くの特典が出品されてますけど家族分もらったけどそんなにいらないから売った

とかそんなもんだと思ってます。

ちなみに私は特典配られる前に出品されたりしてたのが気になったので’現物が手元にない’で通報しました。

ムビチケも転売禁止されてるので元値以上の金額のもの通報したりしてます。

 

 

「コロナのおかげで記録出た」

理由は結果についてくるものだと思ってます。

コロナで散々な目にあってる店も多いと思います。

コロナのおかげというには語弊があり、

鬼滅の場合はコロナすら追い風にしたという方が正しいと思います。

 

 

「昔より料金が高い」

昔より割引の日が多い。

昔はレディースデーと映画の日ファーストデーぐらいでしょうか?

今はauマンデイ TOHOデー キネゾー会員デー?

正直把握しきれていません。

 

以上が 私なりの持論です。

次は私なりのなぜここまで記録が伸びたのかという考えです。

 

 

なぜここまで一般層に観てもらえたのか

上にも書いたようにリピーターが出せる記録には限度があり、

なぜここまで記録が伸びたのかは、なぜここまで一般層に観てもらえたのか

という話になります。

簡単に言うとニュースで記録的な興行収入を出したというのが何週にも渡って

取り扱われていた

ツイッターでもこの記録的な興行収入をグラフでわかりやすくあらわしている方もいました。

 

あれだけ扱われたら気になりますよね。

「鬼滅ってそんなに面白いの?ちょっと気になる」

そこで登場するのが動画配信サービス・サブスクリプションです。

鬼滅はサブスク時代の申し子といえます。

気になるなら観ればいいじゃないとわざわざ映画館に行かなくても

簡単にお試し観ができるのです。

AmazonPrimevideo、Hulu、Netflix等で簡単に試せたのが強いです。

そしてそのまま続きを映画館で・・・とても自然な流れができてます。

コロナの巣ごもり需要もあり サブスク契約をしている家庭の数が多く、

また観る時間も十分にありました。

 

ブーストかけたいタイミングを絶妙に心得ている

さすがに11月の文化の日をすぎたら需要が落ち着きました。

といってもそれまでの需要の熱が異常事態でやっと歴代の映画と同レベルの需要です。

さすがにニュースで取り扱われるのはこれで落ちつくのかと思ったタイミングで

特典投下されました。

そしてこの隔週特典投下の週が絶妙すぎました。

 

11/14 第一弾特典のためブースト

翌週 3連休のため いつもより休日1日分多く集計され250億を突破

翌週 特典第二弾ブースト

翌週 12/1の映画の日でいつもより休日が1日多い

翌週 特典第三弾ブースト 300億突破で大ニュースに

 

300億突破まで特典か休日でブースト成功させてます。

これ凄すぎです。仕掛け人は誰なのでしょう?相当優秀な人だと思います。

そこで注目すべき人物がアニプレックスの高橋祐馬プロデューサー

覇権アニメという言葉を聞いたことありませんか?

高橋さんはそれを世にはなった人だと言われています。

高橋さんは宣伝プロデューサーとして経歴を経て作品プロディーサーに

鬼滅の刃を連載当初から注目し、アニメ化を打診。

ufotableと鬼滅の刃を引き合わせた人物です。

今回の特典計画も高橋プロデューサーによるものなのでしょうか?

アニプレックスは集客ノウハウを心得ているといえます。

 

鬼滅の刃の放送権を大手放送局のと協議する際、

「第一話を放送する際は途中にCMを挟まないでほしい」とお願いしたそうです。

当然断られ別の放送局で放送することとなりました。

今ではぜひ放送させてくださいと各方面から打診を受けている状態だと推測します。

めっちゃ気分いいでしょうねアニプレックスさん。

想像しただけでニヤニヤしちゃいます。

 

「なぜ歴代1位になれたの?」

  • 老若男女問わず多くの世代から支持をされたから記録が伸びた
  • 鬼滅の刃はサブスク時代の申し子
  • アニプレックスは集客ノウハウを心得ている

 

人気とは多くの一般層に存在を認めてもらう事だと思ってます。

的はずれなこと言ってたらごめんなさい。

ただの戯言だと思っておいてください。